ディズティニードラマ1話あらすじネタバレ

主人公、奏(石原さとみ)は、15歳の時に可愛がってくれた検事の父親を自殺で亡くしてしまった、という過去があった。それ以来姓を変えて、母親の故郷である長野に移り住み、目立たないように暮らしていた。
信濃大学法学部に進学した奏は、1人でひっそりと生活していたが、ある日の授業中真樹(亀梨和也)という男性に親しげに声をかけられる。それ以来奏に話しかけてくるようになった真樹にはカオリ(田中みな実)とトモ(宮澤エマ)、ユウキ(矢本悠馬)という仲間がいて、5人は仲の良い友達グループとなった。カフェテリアで一緒にお茶をしたり、ドライブをしたりして仲を深めた5人は、かけがえのない親友同士となり、みんなで夕陽を見ながら、カオリは「私たち、ずっと親友でいようね」とつぶやく。奏はこの仲間達に、自分の家庭の事情を打ち明け、ずっとひとりぼっちだったが、やっと友達ができたということを涙ながらに語った。
いい関係を築いていた彼らだったが、ある夜、たまたま奏と真樹が2人きりになった時に、お互い惹かれあっていることを認識し、恋人同士になってしまう。相思相愛となり、真樹の住んでいる部屋での半同棲生活が始まって幸せを感じていた奏だったが、カオリも真樹を好きなことに気がついていた。
就職もうまくいかず、真樹への恋心も叶わないカオリは徐々にメンタルが不安定になっていく。そんな時、トモは卒業論文の作成中に、奏の父親の死には真樹の父親が関係していることに気がつく。トモからそれを聞いたカオリは、2人は付き合うべきじゃないと言い張るが、トモは「これは奏と真樹だけの問題で、自分たちが介入すべきじゃない」と突っぱねる。精神的に追い詰められたカオリは真樹を自分の車に乗せ、「奏と真樹は付き合だちゃいけない運命なんだよ」と訴えるが、聞く気のない真樹に、「一緒に死のうよ」と言って暴走を始めるのだった。
車は事故を起こし、真樹は一命を取り留めたものの、カオリは亡くなってしまった。
それ以降、真樹は連絡が取れなくなってしまったが、カオリの葬儀の後に突然姿を現した。奏が追いかけるも、真樹は「ごめん、俺がカオリを…」という言葉を残して走り去ってしまった。
12年後、検事となった奏は、多忙なものの、医師の恋人と穏やかに暮らしていた。一方でトモとユウキは結婚し、子どもと幸せに暮らしている。そんな時、奏の恋人の働く病院に急患が運び込まれる。それは奏のかつての恋人、真樹だった…。

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